100老人

《 100老人 》 (ひゃくろうじん)

2023年8月吉日

 

『 ◆◆ 釣りは、危険だから、お年寄りになりなさい ◆◆ 』

この「お言葉」は、釣行先の他所様から「転んで怪我をしないよう、ゆっくり進みなさい」と、お話しいただいたことです。

誰しも、川における危険度は認識しづらいです。

ゆえに「あえて親身に」ご忠告いただけたことが本当にありがたく、その日から「100歳の老人になったつもりで」一歩一歩一層に氣を付けています。

 

◆100老人の実践方法と心の持ち方

◎たとえ釣果が「0」でも怪我無く安全に帰宅できたら「百・満点」とする。

(ケガさえなければ、次回また行ける)

◎プログレス(進歩上達)の修養に努める。

(毎回、課題を持ち帰えられる幸せもある)

◎何よりも「お氣に入りのロッド」を試せることが至高の喜びである。

(限られた時間だからこそ『良い竿』で一瞬一瞬を大切に果たしたい)

◎自然に身をゆだねる。

(川の音や風に身を任せ、さからうことなく同化できる幸せをかみしめる)

◎川までの道のりを楽しむ。

(早起きして人けのない時間帯をも楽しむ)

◎様々な「プロセス」を、明瞭に刻み工夫につなげる。

(川に来るとなぜか、鼻炎がおちつく…)

◎魚との一期一会を大切に「むやみやたらでなく」心して臨むこと。

(魚がいてくれるから釣りができるとの感謝を忘れない)

◎釣りこそが我が人生の「パッセージ」(一節)である。

…などなど…

 

◆私の釣行守則

△慎重に「通り道」を選択する!!

△入川は「膝上まで」とする!!(負流されないためゲーターを基本目安)

△岩の上をピョンピョン「走り飛んだり」しない!!

△ゲーター等「万全の安全装備」を心掛ける!!

 

◆最後に…

△釣果にほっされ焦るようなことがあれば「100老人」と唱えながら歩調を慎むようにします。

△皆様も、100歳まで釣りをするつもりで「健康や安全」にご配慮ください。

 

◆補記

◎私は、ほぼ毎日ウオーキング等をするのですが、全身の力を抜いて『丹田』を先行させると(おなかの下方を紐で引っぱられるかのように)その一歩一歩が心地よくなります。

全ては『バランス意識』にあって、その一瞬一瞬が脈動するかのようです。

こんな感覚で釣行できたら『しあわせ』です。。。。。

 

ナカロッド 中島広喜