「 今日も 『釣果0(ゼロ)』
でも、このロッドを一日振れたことに感謝!! 」
釣果0? こんなことはないかもしれません。
もしあったとしても、自分が気に入ったもの、愛着があるもので、
トライしできたことに意義を感じることがあってもいいのでは・・・
《製作思想》
竹竿の製作は精度を高めていくと皮一枚研ぐだけで
持ち重り感に作用し、ブレが落ち着いたりします。
まさしく『ミラクルボウ』です。人間の感覚の素晴らしさにも驚かされます。
“刃筋”が通り「魂」が込められた竿は、何かを語りかけてきます。
手にしただけで「ハッ」とする氣持ち良さがあり、
神経がたちまち穂先に到達します。
全ては【バランス】で形を作る基本以上の技があって
初めて応用があります。
一つ一つの工程が結果に出てしまうことから、
決して氣を抜くことができません。
竹の声に耳を傾け性格を理解し愛情を持って
その『命』を生かすことに集中します。
このような思想により綺麗なループが描ける竿作りを
目指しております。