《 さかさフライ 》
2024年5月吉日
☆どうです、この写真のフライ「浮かせても・沈めても」釣れます!!
タイイングした後に「浮液」を付ける程度で使えば、どちらの釣法も楽しむことができます。
『DRY』で釣るときは、水を払いながら振ることで浮力を保てますし(状況により補液等)『WET』では、フライを流れに抵抗させてあげれば、“スーッ”と緩やかな沈み始めで「古つわもの」が出てきてくれるなんてこともあります!
これは、さかさのウイングが水流によりフレアしますので『さそいテンカラ(釣法)』のようにフカセで誘うことはもとより、水面直下を流れやすいので、見ながらに「自在に操れ『引いてる手応え』感覚」が至極楽しいのです。
ウイングがとめてある頭の部分は、フッキングしやすいように、丸めたりするのも良策で、このフライの形状は、吸い込みも良く、フッキングすればバーブレスでも外れにくいです◎
『製作のポイント』は、頭の方がフックベンドの重みで下がらせないための施しや、シャンクの上をスレッドが回転してしまわないように「瞬着」させるなどの工夫が必要です。
☆『さかさフライ』は、様々な種類のフライにアレンジできます。
フックサイズや重さ、マテリアルを変化させれば夢は広がります。
(写真外内全四枚のフックサイズは、いずれも#12です)
利点をあげればきりがないのですが、そもそもこのようなフライを使い始めた経緯は『フライを本物のように飛行させることを目的』として、ヘッド・アンド・テールで活捕食してくれるぐらいの「『点』の釣り」を楽しんでみたいとの想いからでした。
☆この『楽しさ』を皆様と共有したくて、今回の記事を掲載させていただきました。
是非、みなさまもいろいろお試しください!!
奥深くて、おもしろいですよ。。。。。
追伸…「飛行する『トンボ』をトラウトがジャンプして補食する姿」を見たことがある!という方が、皆さまの中にみえるのではないでしょうか?そんなトンボをイメージして作ったフライが上段三枚目の「羽根を広げた」写真です。。。。。
歓喜共有 ナカロッド 中島広喜