☆眼力☆

《 良い竿を作るための眼力 》

 

2025年7月吉日

 

今回は『眼力』について書かせていただきます。

 

良い竿を作るためには、ちゃんと「真っ直ぐになってるか?」を見定める『眼力』が必要です。

見方は様々あります。

色々な見方をもってすれば、曲がりやネジレのない至高の脈竿につながります。

今回は、『両眼で“みる”』方法を、ご紹介します。

 

☆簡単ですので、是非お試しください。

1、大きめの鏡の前に「正対(真正面)」する。

2、竿を前方にかざし、ガイドが「一線・縦に並ぶ」よう「“両眼”でのぞく」

3、鏡にて、ガイド列の延長線が、顔のどの辺りに来てるかを知る

以上により、曲がりの判別に必要な『 中延点 』が、眼間どの位置にあるかを見定めることができます。

そこが認定できれば、常に同じ位置に構え『 中延点視 』にて製作ができるのです。

 

その利点として、、、、、

(1)、一貫性があり「正確で無駄のない」作業ができる

(2)、普段の生活同様「両目で見れば疲労度は低い」

(3)、『片見』のように顔や眼鏡の斜度による屈折等の「誤差」が生じにくい

(4)、自然体なので、日をまたぐなど「体調」による影響も少ない

(5)、精度高く「自信」をもってできる。。。。。その他

どうでしょう?

 

この『中延点』は、人によって顔の中枢から左右どちらかにズレるようなので、それを踏まえたうえで「正しく見極めよう!!との氣概」を込めて、このように呼ばせていただいてます。

この見方は、作り手のみならず「ユーザー様が、バンブーロッドを愛でる際」にも役立ちますので是非お試しください。

(この「中延点」の探り方は、鉛筆などを一線に立て並べても認定できます)

 

◎バンブーロッド作りには「法則」などの極意が多く、背景や照明など「環境的条件」も重要なので、これについても「後日」書かせていただきます。

 

歓喜共有 ナカロッド 中島広喜

 

☆追記=「バナーボタンの写真」は、ナカロッドが撮影「掲載許可」をいただいてるものです。(眼施な表情がいいです!スティングな慈愛感情すらわいてきます)