☆色相環☆

≪ 正確な竿作り等について ≫

 

2025年9月吉日

 

前に『眼力』(記事)で、「背景や照明の環境的条件」も重要と「続編予告」してましたので、今回はそれについて書かせてください。

 

第1、『相対色』から

真っ直ぐなロッドを見極めるには「眼力」が必要で、それを助けるために、背景色や照明などが重要です。

多くのバンブーロッドは麦わら色で「ストローカラー」と呼ばれたりします。

そのストローカラーの『相対色』が『青系』で、この色を作業の背景に用いると「コントラストがはっきり」して、ロッドの曲がりなどを、判別しやすいということなのです。

 

第2、『青色』の具体的使用例

大きな『青幕をブイの字に吊るす』のが最も簡単な方法で「直線のシンメトリー」はもちろん「横から覗けばベンディングカーブ」も確認することができます。

また、その『青色』は、ロッドを「映えさせてくれる」ので『竿袋』などでも主要です。

 

第3、『色相環』の応用

相対色は『色相環』という「円の配色チャート」で公表されてます。

銀色スネーク·ガイドを取り付ける場合なんかは、あえてブランクと同系色の「黄幕」をバックにハレーションさせ、ガイドを光り浮かびあがらせることで、真っ直ぐ並んているかチェックできます。

 

第4、『斜光線』の利用

『斜光線』は、警察の鑑識係が足跡を探したりする際の「照明を斜めに当てる」技法ですが、同様に「壁の照明にロッドをかざして」覗くのも良い方法です。

照明の利用には、「明度」や「色合い」が様々ありますし、その取り付け位置や大きさでも、見え方が変わりますのでイロイロお試しください。

 

第5、『デザイン』への試み

こういった『色の法則』は「ロッドのデザイン」にも活用でき、ガイド巻きの彩色等も楽しくなります。

☆美しく『カッコイイ』ロッドを望みたいですよね!!

 

第6、その他

デザインには、『黄金比』という法則なんかも有用なので、機会がありましたら、是非ご紹介させてください。。

 

第7、終わりに

皆様、バンブーロッドを「愛でて」くださいね。。

 

歓喜共有 ナカロッド 中島広喜